開発の背景

新商品「うる肌麺」と「うる肌米」は、「CO2の削減」と「資源の有効利用」の取り組みから誕生しました。

アイエー・フーズでは、SDGsの目標達成に向け「人にも環境にもより優しい」というコンセプトを掲げ、商品開発を行っています。

「人にやさしい」

セラミドは肌のバリア機能を強化する成分として知られています。セラミドを含む植物は数多くありますが、乾燥重量100g当たりのセラミド含有量を比較すると、日本の伝統食材である「こんにゃく芋」は、大豆の約8倍、里芋の約2倍含まれています。また「こんにゃく芋」を精製する際に捨てられる「飛び粉」には、小麦胚芽の約10倍のセラミドが含まれています。

「CO2の削減」

コンニャク芋からこんにゃく粉にする乾燥工程で重油を燃料としボイラーを使用する際、CO2が発生します。このCO2削減を目指し、昔ながらの製法で生芋をすりおろし製造する「生芋こんにゃく」に着目しました。

「資源の有効利用」

通常はこんにゃく粉を作る過程で取り除かれる「飛び粉」から抽出した「こんにゃくセラミド」の利用が「資源の有効利用」になると考えました。

これらの組み合わせにより「人にも環境にもより優しい」生芋こんにゃく商品「うる肌麺」「うる肌米」が誕生しました。